太陽が一番ヤバい時期に、なぜ人類は月へ向かうの?アルテミスⅡ打ち上げ成功と宇宙放射線の驚くべき真実!

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ついに人類が再び月へ!アルテミスⅡが打ち上げ成功したよ!

みんな、ニュース見た!?ついにNASAの巨大ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」が打ち上げられ、アルテミスⅡミッションがスタートしたんだ!

アポロ計画以来、なんと50年以上ぶりに人類が月へ向かっているという、歴史の教科書に載るレベルの超ビッグイベントだよ!

今回は4人の宇宙飛行士が「オリオン宇宙船」に乗って、約10日間かけて月の周りをぐるっと回って地球に帰ってくるんだ。月面着陸は次のミッションにお預けだけど、人類が再び深宇宙へ飛び出したって考えるだけで、僕もワクワクして夜も眠れないくらいだよ!

でもちょっと待って…今は太陽が一番危険な時期じゃないの?

NASAが捉えた太陽フレアの大爆発

太陽フレア (Solar Flare)

太陽表面で発生する大規模な爆発現象。放出される莫大なエネルギーとプラズマは、地球の通信環境や電力網に影響を与えることもあるよ。
Credit: NASA

でもね、この最高にハッピーなニュースを聞いて、ちょっと宇宙に詳しい人なら「えっ、今なの!?」って疑問に思ったかもしれない。

実は今、太陽は約11年周期で訪れる「太陽極大期(たいようきょくだいき)」という、活動が一番ピークに達している時期なんだ。太陽の表面で巨大な爆発(太陽フレア)がバンバン起きていて、宇宙空間にものすごいエネルギーの放射線をまき散らしている真っ最中なんだよ。

地球にいる僕たちは、地球の強力な磁場と分厚い大気のおかげで守られているから平気だけど、宇宙空間に出る宇宙飛行士にとっては、まさに命がけの環境。防護服を着ていても、まともに浴びたら致死量に達する危険性だってあるんだ。

それなのに、NASAはどうしてわざわざこんな「太陽が一番暴れているヤバい時期」に、アルテミスⅡの打ち上げを決行したんだろう?

宇宙空間に潜む「2つの見えない脅威」

宇宙科学者のパトリシア・ライフ教授の解説によると、その謎を解くためには、まず宇宙空間を飛び交う「2種類の厄介な放射線」について知る必要があるんだって。

1つ目は、さっきも話した太陽から飛んでくる「太陽エネルギー粒子(SEP)」。太陽フレアなどが原因で突発的に発生して、数時間から数日で宇宙空間を駆け抜ける強烈な放射線のシャワーだよ。

そして2つ目が、太陽系のずっと外側、はるか彼方の超新星爆発などから飛んでくる「銀河宇宙線(GCR)」。こっちはSEPよりもはるかにエネルギーが高くて、宇宙船の分厚い金属の壁すらも簡単に突き抜けてしまう、超絶厄介なシロモノなんだ。

常識を覆す驚きの結果!荒れ狂う太陽が「盾」になる!?

太陽極大期に宇宙に行くなんて、絶対に被ばく量が増えるから避けるべきだと思うよね。ところが、科学の計算が出した答えは、みんなの直感とは全くの逆だったんだ!

実は、「太陽活動のピーク時に宇宙へ行く方が、トータルでの被ばくリスクを下げられる」という、驚きの事実が判明したんだよ!

あえて一番危険そうな時期を選ぶなんて、どういうこと!?って頭にハテナが浮かぶよね。ここからがサイエンスの最高に面白いところだよ。そのメカニズムを詳しく解説していくね!

防げない脅威を「太陽の磁場バリア」で弾き飛ばす!

答えの鍵を握っているのは、太陽から吹き出す「太陽風」と「磁場」の強さなんだ。

太陽活動が活発になると、太陽自身の強力な磁場が太陽系全体にブワァーッと大きく広がるんだよ。すると、この磁場が巨大なバリアの役割を果たしてくれて、太陽系の外から絶え間なく降り注いでくる「銀河宇宙線(GCR)」を大きく弾き飛ばしてくれるんだ!

さっき話した通り、GCRはエネルギーが高すぎて宇宙船の壁を貫通しちゃうから、人間の技術で完全に防ぐのは今のところほぼ不可能。だから、太陽が元気な時期にこの「天然の強力シールド」を利用して、一番厄介なGCRの被ばく量をガッツリ減らそう、という超クレバーな作戦だったんだね。

太陽からの攻撃はどうやって防ぐの?

「待って待って!GCRを防げても、太陽自体から飛んでくる太陽エネルギー粒子(SEP)はどうするの!?太陽が活発なら、SEPの直撃リスクは上がるよね?」

鋭いね!まさにその通り。でも、そこは現代の「宇宙天気予報」の力が発揮される場面なんだ。太陽で巨大なフレアが発生しても、その危険な放射線が地球や月の周辺に到達するまでには、数十分から数時間という「タイムラグ」があるんだよ。

地球の観測チームは太陽を24時間監視しているから、爆発の光をキャッチしたらすぐに宇宙飛行士に「放射線アラート」を出せる。アラートを受け取った宇宙飛行士たちは、オリオン宇宙船の中で一番放射線を通しにくい、機器や水タンクに囲まれた「嵐のシェルター」と呼ばれる安全地帯に避難する仕組みになっているんだ。

つまり、「人間の技術で防げないGCRは太陽のバリアに任せて、予測可能なSEPは自分たちのシェルターでやり過ごす」というのが、NASAが導き出した最強の生存戦略だったというわけ!

研究の限界と、これからの宇宙探査の未来

もちろん、宇宙に絶対の安全はないよ。太陽の活動はまだまだ完全に予測できるものじゃないし、想定外の超巨大な太陽フレアが起きたら、いくらシェルターにいても危険な状況になる可能性だってゼロじゃないんだ。

でも、今回のアルテミスⅡミッションで実際に宇宙飛行士が深宇宙の放射線環境を体験し、オリオン宇宙船の防護システムがどれだけ通用するかをテストすることは、人類にとってものすごく大きな価値があるんだよ。

ここで得られたデータは、これから先の月面基地の建設や、もっと遠くを目指す「火星探査ミッション」の安全性を飛躍的に高めるための貴重な財産になる。宇宙天気予報の精度が上がれば、人類はもっと自由に、もっと安全に宇宙を旅できるようになる日が必ず来るはずだよ!

TKちゃんのまとめ!ピンチをチャンスに変える科学の力!

いやー、知れば知るほど宇宙の仕組みってうまくできてるよね!

僕がこのニュースで一番感動したのは、「太陽が一番暴れている危険な時期」を、単なるピンチとして避けるんじゃなくて、「宇宙からの放射線を防いでくれる最強の盾」として逆に利用しちゃおう!っていう、その逆転の発想なんだ。

これってなんだか、僕たちの日常生活にも通じるところがあると思わない?目の前に立ちはだかる大きな壁や、一見すると絶対的なピンチに思えることも、科学者みたいに視点を変えてじっくり分析してみたら、実は自分を守ってくれる強力な味方だったり、新しい道を開くチャンスだったりするのかもしれないよね。

アルテミスⅡのクルーたちが無事にミッションを終えて、月に輝く新しい歴史の1ページを作ってくれるのを、地球から全力で応援しよう!これからも、常識をひっくり返すような面白いサイエンスの世界を、みんなと一緒にどんどん探求していくよ!


ソース:Live Science ※アイキャッチ画像出典:NASA
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