天才的な起業家は「脳の構造」からして違った!?ひらめきを生み出す「認知的柔軟性」のヤバすぎる正体

やっほー!TKちゃんの科学実験ラボへようこそ!サイエンスライターのTKちゃんだよ!

みんなは、次々と新しいアイデアを形にして、世界をあっと驚かせる「起業家」たちを見て、「この人たち、頭の中どうなってるの!?」って思ったことない?

スティーブ・ジョブズやイーロン・マスクみたいに、常識をひっくり返すようなビジネスを作る人たちって、ただ運が良いだけじゃなくて、もしかしたら「脳のつくり」そのものが僕たちと違うのかもしれないんだ。

今回は、ベルギーのリエージュ大学の研究チームが発表した、起業家の脳に関するめちゃくちゃワクワクする最新研究を紹介するよ!

人間の「ひらめき」や「適応力」が脳のどこからやってくるのか、そのヤバすぎるメカニズムを一緒に解き明かしていこう!

目次

起業家と普通のビジネスマン、何が違うの?

世の中には、新しい会社をどんどん立ち上げる「起業家」と、決められた組織の中でプロジェクトを管理する「マネージャー」がいるよね。

どちらもめちゃくちゃ優秀で、ビジネスの世界には欠かせない存在なんだけど、求められるスキルは全然違うんだ。

マネージャーが「どうやって今のルールの中で効率よく進めるか」を考えるプロだとしたら、起業家は「ルールそのものをどうやってぶっ壊して、新しいものを作るか」を考えるプロ!

この「ルールに縛られない発想力」の正体を、科学者たちは「認知的柔軟性(Cognitive flexibility)」と呼んでいるよ。

認知的柔軟性っていうのは、ひとつの考え方に固執せず、状況の変化に合わせてパッと頭のスイッチを切り替える能力のこと。

でも、この能力って単なる「性格」や「気合い」の問題じゃなくて、もっと物理的な「脳のネットワーク」に関係しているんじゃないか?って研究チームは考えたんだ。

727人を徹底調査!MRIで脳をスキャンしてみた結果

そこでリエージュ大学のフレデリック・オームス博士たちのチームは、とっても大規模で面白い実験を行ったんだ。

まず、起業家とマネージャーを含むなんと合計727人もの参加者を集めて、彼らの「認知的柔軟性」がどれくらい高いかを測るアンケート調査を実施したよ。

これだけでもかなり大規模なデータなんだけど、研究チームの本気はここから!

なんと、その参加者の中から一部の人たちにお願いして、最先端のMRI(磁気共鳴画像法)装置に入ってもらい、実際に脳の構造をスキャンして調べたんだ。

自己申告のアンケート結果と、実際の物理的な脳のボリューム(灰白質の量)を照らし合わせるという、心理学と脳科学を合体させた超ハイブリッドなアプローチだね。

脳の「ある部分」が明らかに分厚かった!

分析の結果、めちゃくちゃ驚くべき事実が判明したよ!

何度も新しいビジネスを立ち上げるような「習慣的起業家」たちの脳は、マネージャーたちの脳と比べて、「左島皮質(ひだりとうひしつ:Left insula)」という領域の灰白質(ニューロンが密集している部分)の体積が明らかに大きかったんだ。

つまり、起業家たちは考え方が柔軟なだけじゃなくて、それを支える脳のハードウェア自体が物理的に「マッスル化」していたってこと!これってスゴくない!?

なぜ左島皮質が発達すると「アイデアマン」になるの?

じゃあ、この「左島皮質」って一体どんな仕事をしている脳のパーツなんだろう?

島皮質は、脳の奥深くに隠れているちょっとミステリアスな領域なんだけど、実はここ、「認知的敏捷性(頭の回転の速さ)」や「発散的思考(ひとつのことからたくさんの異なるアイデアを生み出す力)」に深く関わっていることがわかっているんだ。

例えば、「このクリップを使ってできることを10個考えて!」って言われた時。

普通なら「紙をまとめる」くらいしか思いつかないところを、「針金にして鍵を開ける」「アクセサリーにする」「スマホのSIMカードを取り出すピンにする」みたいに、全然違う角度からのアイデアをポンポン出せるのが「発散的思考」だよ。

チャンスを見逃さない脳のメカニズム

ビジネスの世界では、昨日までの正解が今日には通用しなくなるなんて日常茶飯事だよね。

そんな激動の環境で、左島皮質が発達している起業家は、ひとつの失敗にこだわらず「じゃあ次はこっちのルートを試してみよう!」と瞬時に作戦を切り替えることができるんだ。

研究者のスティーブン・ローレイス博士も、「起業家の脳は、新しいチャンスを見つけて最大限に利用するための認知的柔軟性を発揮するように、特別に適応している」と語っているよ。

まさに、イノベーションを起こすために最適化された「進化のハッキング」って感じだよね!

起業家の脳は「生まれつき」か「後天的」か?

さて、ここでひとつ大きな疑問が浮かび上がってくるよね。

彼らの左島皮質が分厚いのは、「生まれつき起業家に向いている天才的な脳」だったからなの?それとも、「起業家としてハードな決断を繰り返しているうちに、脳が筋トレみたいに鍛えられた」からなの?

実は、この「卵が先か、ニワトリが先か」という謎については、現在も研究が進められている最中なんだ。

人間の脳には「可塑性(かそせい)」といって、経験や環境によって後天的に神経回路をつなぎ変えたり、特定の領域を発達させたりするすごい能力があることがわかっているよ。

教育で「起業家脳」は作れる!?

研究チームは、この発見が教育やビジネスの現場でめちゃくちゃ役立つと考えているんだ。

もし、認知的柔軟性を意識的に鍛えることができるなら、学校の授業や会社の研修プログラムを工夫することで、誰でも「起業家のような柔軟な脳」を育てられるかもしれない。

「神経起業学(ニューロ・アントレプレナーシップ)」っていう、脳科学とビジネスを掛け合わせたこの新しい研究分野からは、今後も目が離せないね!

TKちゃんのまとめ!明日から「脳の筋トレ」始めてみない?

今回の研究、すっごくワクワクしたよね!起業家たちの圧倒的な行動力やアイデアの裏には、物理的にカスタマイズされた「脳の構造」があったなんて驚きだったよ。

でも僕が一番面白いと思ったのは、「脳は経験によってアップデートできるかもしれない」っていう可能性の部分なんだ。

僕たちだって、別に会社を作る予定がなくても、日常生活の中で「認知的柔軟性」を鍛えることはできるんじゃないかな?

例えば、いつもと違う帰り道を通ってみるとか、普段は絶対に聴かないジャンルの音楽を聴いてみるとか。ちょっとした「想定外」を楽しむことで、僕たちの左島皮質も少しずつ刺激されて、新しいひらめきが生まれやすくなるかもしれないよ!

ルールに縛られず、もっと自由に世界を見るために。キミも今日から、ちょっとだけ自分の脳に「新しい刺激のプレゼント」をしてみない?

それじゃあ、今回の科学実験ラボはここまで!また面白いニュースを見つけたらシェアするから、楽しみにしててねー!


ソース:ScienceDaily

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