密度は水のたった数パーセント!木星サイズなのにスッカスカな巨大惑星の正体とは?
やっほー!TKちゃんだよ!みんな、宇宙の星って地球みたいに硬い岩だったり、木星みたいに重たいガスでギュッと詰まってるって思ってない?
実は今、天文学者たちをめちゃくちゃ悩ませている「信じられないくらいスッカスカな惑星」が新たに確認されて、世界の宇宙ファンがざわついているんだ!
今回は、まるで「宇宙に浮かぶ超巨大な綿あめ」みたいな不思議な惑星兄弟のお話を、たっぷり詳しく解説していくね!
研究の背景:トランジットする「暖かい木星」は超レアキャラ!?
これまで人類は、何千個もの太陽系外惑星(太陽以外の星の周りを回っている惑星)を発見してきたんだ。
その中でも、木星のように巨大なサイズを持ちながら、少し中心の星から離れた軌道(公転周期が20日〜300日くらい)を回る惑星は「ウォーム・ジュピター(暖かい木星)」と呼ばれているよ。
でも、このウォーム・ジュピターが星の前を横切る現象(トランジット)を地球から観測できる確率は、なんとこれまでに見つかった全惑星のうちのたった1.5%程度しかないんだ!
そんな超レアな条件を満たしたのが、今回観測された「TOI-791」という星の周りを回る2つの巨大な惑星たちだったんだよね。
実験内容・調査方法:南極の極夜を利用した執念の11時間観測!
これら2つの惑星(TOI-791 bとc)を詳しく調べるために、天文学者たちは信じられないような場所にある望遠鏡を使いました。それが、南極大陸にある「ASTEP望遠鏡」だよ!
なんでわざわざ極寒の南極で観測するの?って思うよね。実は、この惑星たちが星の前を横切る(トランジットする)時間は、なんと「11時間以上」もかかるんだ。
普通の場所にある天文台だと、11時間も経つ前に朝が来て太陽が昇っちゃうから、始まりから終わりまで通して観測することができないの。でも、南極の冬は1日中夜が続く「極夜(きょくや)」があるから、長時間ぶっ通しで観測できるんだ!
軌道共鳴による「重力の綱引き」を利用する!
さらに面白いのが、この2つの惑星の公転周期の関係!内側の「b」が約139日で一周するのに対し、外側の「c」は約232日で一周するの。
これ、見事に「5:3」の割合になっているんだよね!内側が5周する間に、外側がピッタリ3周する。これを「軌道共鳴」と呼ぶよ。
お互いの重力が定期的に引っ張り合うから、星の前を横切るタイミングが予定より最大で50分もズレる現象(トランジット時刻変動=TTV)が起きるんだ。研究チームはこのズレ方から逆算して、2つの惑星の「質量」を正確に割り出すことに成功したんだよ!

驚きの結果:まるで「綿あめ」?密度が驚異の0.038g/cm³!
トランジットの観測から惑星の「大きさ(体積)」が分かり、重力のズレから「重さ(質量)」が分かりました。そこから計算された惑星の「密度」が、天文学者たちを一番驚かせたんだ!
なんと、内側の惑星bの密度は「0.038 g/cm³」、外側の惑星cの密度は「0.047 g/cm³」しかなかったの。
水の密度が「1.0 g/cm³」だから、水と比べてたったの5%以下のスカスカ具合! 私たちが住む地球(約5.5 g/cm³)や、同じガス惑星の木星(約1.33 g/cm³)と比べても異常なほど軽いんだよね。
こうした極端に密度の低い天体は、そのフワフワした見た目のイメージから「スーパーパフ(超フワフワ)惑星」と呼ばれていて、あの有名な「ケプラー51星系」の惑星たちと同じくらい規格外の軽さだったんだ!
なぜそうなったの?:巨大なリング?それとも大量のガス?
木星と同じくらいの大きさなのに、なんでこんなに中身がスカスカなのか?科学者たちは主に2つの仮説を立てて議論しているよ。
仮説その1:超巨大な水素・ヘリウムの大気
1つ目の可能性は、惑星の質量の20%以上を占めるような、とてつもなく分厚くて軽いガスの層(大気)に覆われているという説だよ。
星が生まれる時、中心から遠い冷たい場所で形成されたことで大量のガスを取り込み、そのまま巨大に膨らみ上がったんじゃないかと考えられているんだ。
仮説その2:実は「土星のようなリング」の錯覚?
もう一つの面白い説が、「目の錯覚」を利用したもの!本当は普通の密度の惑星なんだけど、土星のような巨大で光を通さないリングを、私たちが真正面(真上)から見ているだけという説なんだ。
リングを正面から見ると、シルエットが円形に大きく広がって見えるから、「めちゃくちゃ巨大な惑星が光を遮ったぞ!」と勘違いしてしまう可能性があるんだって。
ただ、同じ星系にある2つの惑星が、どちらも都合よく「私たちにリングの正面を向けている」なんて確率がそんなに高いのか?という疑問もあって、まだまだ決着はついていないみたい。

研究の限界とこれからの未来:まだまだ謎だらけのフワフワ兄弟!
今回の研究で2つの惑星の質量と軌道はかなり正確に割り出せたけど、これらが本当に「スーパーパフ」のままなのかを確かめるには、さらに継続的な観測が必要なんだ。
例えば、この中心星「TOI-791」の年齢がまだ若い星だった場合、惑星たちは単に「まだ熱くて膨らんでいる途中」で、これから長い時間をかけて冷えながらギュッと縮んでいく可能性もあるんだって。
これからもトランジットの観測を続けて軌道のわずかな歪み(離心率)なんかを特定できれば、巨大惑星がどうやって誕生して進化していくのか、宇宙の歴史の大きなパズルが解けるかもしれないね!
TKちゃんのまとめ!:スーパーのメロンパンと宇宙の不思議
先日、お母さんに頼まれて近所のスーパーにおつかいに行った時のことなんだけどさ。
パンコーナーで「メガ盛りふんわりメロンパン」っていうのが売ってて、そのあまりの大きさにテンション上がって自分のおやつ用に買っちゃったの。でも、家に帰ってワクワクしながらかぶりついたら…中身がスッカスカ!ほとんど空気じゃん!ってくらい軽くてビックリしちゃった(笑)。
その時、ふと「あれ?これってTOI-791のスーパーパフ惑星と完全に一致してるじゃん!」って気づいたんだよね。外から見たらすっごく大きくて立派なんだけど、中身の密度は信じられないくらい低い。
もし遠くの星にいる宇宙人が、僕のメロンパンが太陽の前を横切るのを見たら、「なんて巨大な天体なんだ!でも質量から計算すると密度が異常だぞ!巨大なリングがあるのか!?」って大騒ぎするかもしれないなって思ったら、ひとりで笑っちゃった。
日常のちょっとしたガッカリ体験も、宇宙のスケールで考えると急にロマンチックに思えてくるから科学って本当に面白いよね!それじゃあ、また次の科学ニュースで会おうね!

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