氷に消えた129人!歴史的ミステリー「フランクリン遠征」と生命の暗号DNA
ジョン・フランクリン卿は遠征隊の指揮官だったよ
やっほー!TKちゃんだよ!みんな、今日はまるで映画みたいな、すっごい歴史ミステリーと最新科学のコラボレーションを紹介しちゃうよ!
本題の最新ニュースに入る前に、まずは前提となる「フランクリン遠征」についておさらいしておこう!
今からずっと昔の1845年、イギリス海軍のジョン・フランクリン卿という探検家が率いる大船団が、大西洋と太平洋を結ぶ北極海の未知のルート「北西航路」を見つけるために旅立ったんだ。
彼らは「エレバス号」と「テラー号」という、当時としては最新鋭の装備を積んだ船に乗り込み、129名もの乗組員で意気揚々と出発したの。でも……なんと、誰一人として生きて帰ってこなかったという、歴史上最大の極地遭難事故になってしまったんだよ!
画像出典: 北極探検隊への「エレバス号」と「テラー号」の出発。イラストレイテッド・ロンドン・ニュース、1845年5月24日掲載。(パブリックドメイン)
後から見つかったわずかな記録やイヌイットの伝承によると、船はカナダ北部の極寒の海で分厚い氷に完全に閉じ込められちゃって、2年近くも身動きが取れなくなったみたい。
そして1848年、ついに生き残っていた105人が船を捨てて、凍りつく大地を歩いて脱出しようとしたんだけど……極限の寒さと飢えのサバイバルの末に全員が力尽きてしまったんだよね。船自体も長年行方不明だったんだけど、2014年と2016年にようやく海底から発見されて、世界中で大ニュースになったんだよ!
研究の背景:氷雪に眠る名無しの骨!160年越しのDNA鑑定ミステリー
さて、ここからが今回の最新研究のお話!19世紀以降、キングウィリアム島という北極圏の島やその周辺で、遠征隊の乗組員と思われる遺骨がいくつも発見されてきたんだ。
でも、当時はもちろんDNA鑑定なんてない時代。見つかった骨が「129人のうちの誰のものか」を特定するのは、ほぼ不可能だったんだよね。
しかも、遺骨の中には、究極の飢餓状態の中で生き残るためにカニバリズム(人肉食)が行われた悲惨な痕跡が残っているものもあって、彼らがどれだけ壮絶な極限状態にいたかが歴史の影として残されているの。
そんな長年の「身元不明」というミステリーに、カナダのウォータールー大学やレイクヘッド大学の研究チームが、生命の神秘とも言える最新のDNA解析技術を使って挑んだのが今回の胸アツな研究だよ!

実験内容・調査方法:時を超えた遺伝子リレー!細胞のすごいメカニズム
研究チームは、発掘された考古学的な「歯」や「骨」のサンプルから、なんとかDNAを抽出することに成功したの!凍てつく北極の環境だったからこそ、細胞の中のDNAが奇跡的に保存されていたのかもしれないね。細胞って本当にすごい!
でも、抽出しただけじゃそれが誰だか分からないよね?そこで研究チームは、現代に生きているフランクリン遠征隊の「子孫」の人たちに呼びかけて、彼らのDNAを提供してもらったんだ。
そして、遺骨から採れた古代のDNAと、現代の子孫のDNAを比較!特に、母親から子どもへと受け継がれる「ミトコンドリアDNA」と、父親から息子へと受け継がれる「Y染色体DNA」の両方を徹底的に調べ上げたんだよ。
この2つの系統を掛け合わせることで、「遺伝的距離がゼロ(つまり間違いなく直接の血縁関係にある)」という、ゆるぎない証拠を導き出すことに成功したの!細胞の中に刻まれた160年前の記憶を読み解くなんて、科学の力、ホントにすごすぎじゃない!?

驚きの結果:新たに3人の身元が判明!BBC記者との奇跡の繋がりも
そしてついに、長年名無しのままだった遺骨の中から、新たに3人の「エレバス号」乗組員の身元が完全に特定されたの!
彼らの名前は、William Orren(熟練水夫)、David Young(一等少年水夫)、John Bridgens(下士官付従者)の3人だよ。彼らは「エレバス湾」と呼ばれる同じ場所で亡くなっていたことが分かったの。
これまでに見つかった他の乗組員(例えば船長のジェームズ・フィッツジェームズなど)の骨にはカニバリズムの痕跡があったんだけど、この3人の骨にはその痕跡が全くなかったんだって。同じ遠征隊の中でも、グループによって全然違う運命を辿ったことが細胞のデータから浮かび上がってきたんだ。
さらにワクワクするエピソードがあってね!今回「John Bridgens」の直系の子孫だとDNAで証明された現代の提供者の中には、なんとイギリスの放送局BBCのジャーナリストであるRich Prestonさんがいたの!
160年の時を超えて、自分の細胞の中に眠る遺伝子を通して、歴史的な大冒険をしたご先祖様と科学的に再会するなんて、生命の繋がりを感じてめちゃくちゃロマンチックだよね!
なぜそうなったの?:服の罠を破るDNA!「ペグラー・ペーパーズ」の謎
実はね、この研究チームは今回の論文と同時期に発表された別論文で「4人目」の人物の身元も特定していて、これが考古学界隈で160年以上も議論の的になっていた最大のミステリーを解決したんだ!
彼の名前は、テラー号の乗組員「Harry Peglar」。彼は他の3人から130キロも離れた別の場所で見つかったんだけど、1859年に遺体が見つかった時、ポケットには「ペグラー・ペーパーズ」と呼ばれる、遠征隊の最後の様子を記した貴重な手帳や詩のメモが入っていたの。
普通なら「手帳を持っている=ペグラー本人」って思うじゃない?でも、遺体が着ていた服が、なんとペグラーの高い階級とは全然違う「給仕(スチュワード)」のものだったの!
だから長年の間、「これはペグラー本人なのか?それとも彼の手帳を拾い集めた別の誰かなのか?」って大論争になっていたんだ。
でも今回のDNA解析によって、「着ていた服は違うけど、細胞の記録(DNA)は間違いなくペグラー本人だ!」ということが100%証明されたの。極寒の地でのサバイバル中、少しでも寒さをしのぐために亡くなった仲間の服を重ね着したり、階級なんて関係なく服を交換し合ったりしていたリアルな情景が、この結果から見えてくるよね。見た目の矛盾を、細胞レベルの科学がひっくり返した瞬間だよ!

研究の限界とこれからの未来:残る乗組員の身元特定へ!DNAの呼びかけ
今回の発見で、DNAによって身元が特定されたフランクリン遠征隊のメンバーは合計で6人になったよ!でも、129人もいた乗組員を考えれば、まだまだ北極の氷雪に眠る身元不明の人がたくさんいるんだ。
研究の最大の壁は、「現代の生きている子孫を見つけて、DNAを提供してもらうこと」。遠い昔の家系図をたどるのは本当に大変で、根気のいる作業なんだよね。
だから研究チームは、「もしかしたら自分の先祖がフランクリン遠征隊にいたかも?」という記録を持つ人たちに向けて、積極的にDNA提供の協力を呼びかけているんだ。これから先も、生命の設計図であるDNAのデータが集まるたびに、歴史の空白が少しずつ埋まっていくはずだよ!
TKちゃんのまとめ!:歴史と細胞が交差するロマン!過去はいつも僕らに語りかけてる
みんな、今回のフランクリン遠征の最新DNA鑑定のお話、どうだったかな?僕、ただの「遠い過去の出来事」だと思っていた歴史が、最先端の遺伝子テクノロジーと細胞のメカニズムのおかげで、今生きている僕たちと直接繋がっていることにすごく感動しちゃった!
教科書に載っているような大きな遭難事件も、実際にそこで戦っていたのは一人ひとりの名前と家族を持つ「人間」なんだよね。ただの「名無しの骨」として片付けられていた彼らが、160年以上経ってから細胞の記憶によって本当の名前を取り戻して家族の元に報告されるなんて、科学がもたらした最高のドラマだと思うな!
いつか129人全員の名前が判明する日が来るかもしれないよね!僕たちの体の中にあるDNAって、実は歴史を語り継ぐタイムマシンなのかもしれないね。それじゃあ、また面白い科学のお話を見つけてくるから楽しみにしててね!

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